2009『入植祭・白浪五人男』
衣装、小道具、大道具製作風景

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Cinco Espirito Rebelde"

(Shiranami Gonin-otoko)
Vestuários, Cenários, Adereços
 
 
1&3場  会館の舞台稽古コンテ                  2&4場 木島宅(移住地初期住宅風)コンテ
1〜4場 セット立て込み                   2&4場 木島宅(移住地初期住宅風)
終幕 チエテ川のコンテ(左)                        チエテ川に架かるオリエンテ橋


製作中                            イメージ通りに仕上がってゆくセット


五人男に必要不可欠な番傘            試行錯誤の末見事なものに仕上がった

Gonin otoko seizoroi

衣装製作はお年寄りの知恵を拝借                図柄は手分けして手描きで仕上げた
五人が使う刀はそれぞれの個性に合わせたデザインで / 十手は本数が多く房作りに手間がかかった


 



アルミ板を頭に合わせて曲げて台を作り、スポンジを芯に毛糸を貼り付けて結い上げていく。 下駄の歯も嵌め込みで、、
全ての成果が 「新山五人男・チエテ河勢揃い」の場 へ
 

 

ユバの舞台道具

 
ユバ農場の舞台「テアトロ・ユバ」で使われる衣装や道具は、その殆どが農場の手作りである。昔は、衣装を作る布も、砂糖や米、鶏の餌袋の木綿地を晒して使っていた。現在はそれらは皆ビニール袋になってしまったので、生地だけは購入しているが、デザイン、染めたり描いたり、縫製まで行っている。その他の大道具や小道具、時には照明器具なども製作する。
 カツラの台となったアルミ板は、養鶏用の水樋だし、番傘の紙は、シャツの襟などに使う和紙もどきの芯布である。更に、満開のイッペーの花は、セメント袋の紙(キャンバスもOK)を継ぎ合わせて絵を描き、裏に数本の薄板を貼り付けて畳めるようにした優れものである。高さ5m直径1mの大木でも畳んで置いて、天井からカタカタカタと下ろせば瞬時に舞台転換が出来る。予算とスペースのない時は是非おためしあれ。

 勿論その元となる舞台も1961年に建て、78年に増築したが、全て手作りである。
50年を経てかなり老朽化し、今回のように雨期中のクリスマスでは大雨にぶつかることもしばしばで、そんなときにはあちこち"フルヤモリ"が現れ、少々恥ずかしい次第だが、これだけのものを新築することはなかなかに難しく、残念ながら現在に至っている。
 但し、使いやすさに於いては天下一品、間口10m×奥12mで袖は上下4m以上有り、楽屋は舞台のすぐ裏である。しかも舞台鼻まで道具搬入のトラックが横付けできる劇場はそう多くはないだろうと自負している。


 
芝居台本


 
 
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